こだわりすぎの罠

こんにちは、私です。

昔々、会社員時代のボスに問われた問題で今も時々思い出す質問があります。

「納期・金額・クオリティ」の優先順位は?

超初級の問題ですが、当時周りに流されるまま、訳が分からないままに就活を必死で終えたばかりのヒヨッコだったので、本気で答えに悩んだものでした。

基本の答えはもちろん

「納期・金額・クオリティ」

このままの順です。サラリーパーソンたるもの、納期が守れずして信用を得ることはできない・・・当たり前のことのように思えますが、意外と疎かにする人が多いことも、社会人生活で学んだことのひとつです。

対顧客(対社外)であれば当然納期が重要と思えるのに、動けるのに、社内同士だと身内の甘えが出てしまう・・・仕事そのものではなくても、たとえば経理処理の書類などでも、〆切を守る人、守らない人、依頼された相手を見て対応を変える人・・・本当に色々でした。

フリーランスになってかなり経ちますが、会社員時代の経験は「ふつうの会社」の仕事の仕方や、たくさんの人のリアルな行動を知れたという面で、今でもとても役に立っていると感じます。

時代の変化はとんでもなく早いので、その時の見聞にしがみつくような思考にはならないように気を付けたいと思っていますが、基本的な会社の仕組みや人間の本質はそんなに変わらないのではないかとも思います。

前置きが長くなりました。

今でも時々難しく感じるのが「クオリティ」を捨てる(諦める)こと。
クオリティにこだわりすぎて納期や金額に影響が出るのは絶対に避けるべきと肝に銘じておかないと、「もっとよくできる」「もっとやれる」気持ちに溺れてしまいそうになります。納品したときに「すごい良い!」「めちゃくちゃ良い!!」と思ってほしい欲が捨てられない・・・

相手の期待を超え続けるのは理想かもしれませんが、私の仕事の内容や形態としては現実的ではありません。アートを求められているわけでもありません。最低70点から、良くて90点くらいを納期・金額死守でキープし続けることが何より重要だと思っています。

個人的なこだわりは、ギリギリ気づかれないくらいの分量で。スパイス程度に楽しんでいけたらいいのかなと思います。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です