ワーママは「欲張り」なのか
こんにちは、私です。
働く女性であれば、未婚既婚・子あり子なしに関わらず、このニュースはとても気になった方が多いのではないでしょうか(働く女性=いま働いていなくても、過去に働いていたり今後働くつもりがある女性も含めています。専業主婦も仕事と考えるタイプですが、ここでは文脈上家庭外で働くことを指しておきます)。
働く女性は「よくばり」? 広島県の女性応援冊子に批判殺到→県知事「名称それ自体に問題はない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3856456c1bb83a88e51f2b937785457991fabc0
広島県の公式Twitterアカウントが投稿した『働く女性応援よくばりハンドブック』が物議を醸しています。小冊子の内容を説明するツイートに対し、「女性が仕事と家庭の両立を希望することは“よくばり”なのか?」と批判が集まりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3856456c1bb83a88e51f2b937785457991fabc0
女性が結婚・出産・育児で直面する「辛さ」をこれでもかと凝縮して、可愛いらしいピンクを基調とした今っぽいデザインでパッケージされたリーフレットに、ザラッとした感情を覚えました。
色々な方が色々な立場や思想でこのニュースについて発信されていますが、言いようのない怒りや悲しみ、不快感、軽蔑、諦め・・・何か一言、言わずにはいられない気持ち、とてもよくわかります。
いちいち人に言わないけれど、「女性であること」だけが理由で不快な言動を投げかけられ、傷つけられた経験を、ある程度大人の女性であれば誰しもが持っているはずです。そのひとつひとつは小さかったかもしれないけれど、負の経験が確実に積み重なって、もうとんでもなく大きなものになっている…女性として日本で生きてきた人ならば、このニュースは当事者としてどこかしら引っ掛かるポイントがあるだろうなと思います。
ほんの30数年前、私が子どものころ住んでいた地域では、まだまだ「働くお母さん」は少数派でした。「お母さんが働いているから夕ごはんの時間が遅くて21時くらい」という同級生は、確実に周りに「可哀想」と思われていたし、なんなら直接「まじか、おなかすくじゃん可哀想・・・」と言われていたし、私も当時は何にも考えておらず同じような価値観で生きていました。
30年経って、地方のリーフレットであってもこれがちゃんと炎上するのが「当たり前」な世の中になってきていることは、間違いなくポジティブな変化でしょう。
でももうこのパターンは飽きました。同じような何かを何度も見聞きして、デジャヴ感も半端ない。
子供たちには、こんな思いを一度だってさせたくないなぁと願うばかりです。